固定概念。２

昔、太っていた頃、

オーバーオールの右肩だけをはずすのが当時の流行だった。

太ってはいたが、私も流行に乗ってみた。

見ず知らずの人に

「片っぽはずれてますよ」

と指摘された。

固定概念。

デーブスペクターが英語を喋っていた。


すげぇ・・・


素直に、そう思えた。

この歳で・・・

・・・鼻血が出た。



・・・仕事中、突然。




と、とまらない・・・。



・・・小学生か、俺。

誕生日の憂鬱

１０月３０日、職場の同僚の誕生日でした。

彼はその日、一日中家で過ごしていました。

家族 （妻と高校生の息子二人） も一緒でした。


でも、朝起きてから昼を過ぎても、祝福の言葉はありません。


いや、きっとみんな照れくさいんだ。


彼はそう思います。



しかし、夜の十一時。

さすがに焦る彼。


・・・そうか。忘れられていたのか。


落胆し、逆上した彼は思い切って家族に尋ねます。


「今日、何の日か知ってる？」


すると、息子が一言。


「ああ、今日、誕生日やろ」


覚えられてた・・・・


その上で無視され続けていた・・・


よりむなしい・・・・。



ちょっとしたオカルトです。





・・・今年の私、どうだろう・・・ｗ

まぶしい

友人から突然の電話。

まあ、電話ってのはだいたい突然なんですが。

・・・でも、まあ、びっくりの内容。


「俺、会社辞めるわ」


ええ？


まだ二十代半ばの彼ではあるが、

まだまだ不景気。

そんな急に・・・と心配したのですが、


「俺、島根県に行くわ」


ええ？


なんでも、島根県の漁協組合から引抜が来たらしいのです。

もともと広告代理店で営業やマーケティングをしていた彼。

そのスキルを買われての転職なんだとか。


引抜きのオファーから３日後、

京都を離れることを決意。


・・・なんだか、彼の行動力が、

まぶしい。


だいたいの人が、与えられたもののなかで、

精一杯もがきながら、足掻きながら生きている。

それは決して悪いことではない。


ただ、彼は与えられたものではなく、

新しい何かを手に入れようとしているんだなあ。



頑張れ。



俺はもう少し、

じたばた悪足掻き。

です。