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昔、つきあっていた女性から

「これ、凄く面白いから読んでみて!」

と、ある少女マンガを渡されたことがある。

「天使なんかじゃない」という作品で、「NANA」でお馴染みの矢沢あい先生の作品だ。

ただ、このオレが少女マンガ?

マンガ自体、あまり読んだことないってのに?

ふざけるな! そんなもん読めるわけないだろ!

 

最終回では号泣してしまった。

 

「ねっ? 泣けるでしょ? いいでしょ?」

おいおい声を上げて最終話を読み終えた私を見て、彼女は嬉しそうにはしゃいでいた。


ふと、そんな過去の恋愛を思い出し、

ああ、こういうの、いいなあ、と思う。


互いの視線がひとつの方向に重なる瞬間。

こういうの、いいなあ。


そういうの、最近経験してないなあ、と思いつつ、恋愛の曲を書く原動力って、こういうの、だよなあとも思う。

これからも、誰もが一度は経験したことのあるような、あるあるネタ(?)を書いてまいります!

うっきっき

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かなりのロングメールを恋人に送る。
その数秒後に、同じくらいのロングメールが彼女から返ってくる。

そう。ふたりが送信ボタンを押したのはほぼ同時。
そう。そんな偶然の積み重ねが「恋」なんだと思う。


先日、十代の女の子の生徒から、ある質問が出された。

「先生、『恋』と『愛』の違いって何ですか?」

なるほど。恋する乙女が一度は抱きそうな疑問ではないか。

ふふふ。ダンディーな魅力漂うオジサンが答えてやろう・・・。

と余裕をぶっこいていたのもつかの間。

ん? そういえば、違いって・・・。

ダンディーどころか子供のようにムキになって考えた挙句、私は彼女にこう答えた。

「相手の肩の荷物を思いやるのが『愛』。自分の肩の荷物の重さを主張するのが『恋』」と。

つまり、見返りを求めるか求めないか、という結論が出たわけだ。

オトナだなあ。と自画自賛してみたはいいが、ふと振り返り、自分は過去の恋愛において、どうだったのだろう、と考えてしまう。

冒頭で書いたメールのエピソードだが、あれは私が過去に経験したものである。

お互いにお互いを思いながら、確実につながりあった瞬間だった。

確かそのとき、「運命」なんてものを大げさにも感じたのではなかったか。

だが、そこには「こんなに思ってるんだから、君もぼくを思ってね!」という、一種、押し付けのような気持ちがあったような気がする。

事実、同じ瞬間に送信ボタンを押した、素敵な偶然が育んだ恋は、必然のように、あっけなく終わりを告げた。


本当に相手を思うこと。見返りを求めない、無償とも呼べる「愛」なんて、本当に存在するのだろうか。

恋愛の歌を書く身でありながら、そんなことをとりとめもなく考えてしまう。


むぅぅ

 



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HN:
hikari雅-Bp 小泉雅之
性別:
男性
職業:
何でもやります。
趣味:
読書・飲酒・妄想
自己紹介:
京都を中心に活動するボーカリスト、MITSUとのユニット、hikari雅-Bpのギターリスト兼楽曲担当。
ユニットでの活動の他、小説執筆やパソコン講師など、節操もなく何でもやってます。
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